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「損保業界」と「発展途上国」を結ぶ会の事務局です。

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  今日のテーマは 日新火災の「お部屋を借りるときの保険」 です
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東京海上HD傘下の日新火災の、賃貸入居者向け火災保険「お部屋を借りるときの保険」が、
日本デザイン振興会が主催する「2014年度グッドデザイン賞」を損保商品で初受賞しました。


賃貸入居者用の火災保険は、賃貸契約と同時に不動産会社を通じて加入するという商習慣が
あり、不動産会社で多く扱われてきましたが、その一方で、自身が選んで好みの保険に
加入したいというニーズも潜在化していたようです。


「お部屋を借りるときの保険」は、こうした賃貸住宅入居者のニーズにピッタリとマッチした
保険のようです。

商品コンセプト等は次のとおりです。

インターネット完結型の「簡単、便利、低価格」をコンセプトとした賃貸入居者向けの火災保険。

<主な補償内容>
1.家財の補償
2.大家さんに対する賠償
3.日常生活にかかわる賠償
4.被害事故の法律相談費用
5.住宅トラブルの応急対応サービス

<利便性の向上>
1.火災保険の契約、住所変更、解約などの手続きがインターネット上で完結(損害保険会社初)
2.日本全国どこでも同じ保険料で、別の賃貸住宅に引越ししても解約・再加入の手続きが不要

損保会社に勤務する社員にとっては、特段の特長ではないように思えますが、このような
小さな変革・改善が、市場から高い評価を受ける、という時代になっています。


グッドデザイン賞審査委員の評価は、次のようなものです。

「従来、賃貸入居者が契約する火災保険は、不動産会社が勧めるものにそのまま加入することが
一般的だったが、入居者の実情に合わない契約がなされることも多かった。」

「不動産会社とは独立した本サービスは、インターネット経由で入居者の実情に即した保険プラン
を立てることを可能にしている。」

「利用者の利便性やコスト削減を追求したビジネスデザインとして評価できる。」


この審査委員も賃貸住まいが長く、数年に一度発生する手続きがとても面倒だったのでは
ないでしょうか。このような消費者目線の改善が、審査員の琴線に触れたのではないか、
と考える次第です。


なお、この商品は、コンビニのローソンでも販売されています。

ネットで完結する「ローソン@ほけんセレクト」という触れ込みで、販売開始しています。

2014年10月1日から、保険加入がより簡便に行えるように、提携商品すべての加入手続きが
インターネットで完結する「ローソン@ほけんセレクト」を、ローソン公式ホームページ内に
開設しています。

ローソン全店舗に設置された保険商品のリーフレットを見て、加入を希望する場合は、
電話や書面でのやりとりなどを行うことなく、ローソン公式ホームページから簡単に加入手続き
を行うことができます。
 http://www.lawson.co.jp/service/hoken/



日新火災は、不動産住宅の代理店が、大手損保比で少なく、このような商品を販売しても、
既存の代理店からの反発は少ないのではないでしょうか。

この点で、大手賃貸住宅に代理店を委託している大手損保は、ネットで簡易加入できる
保険商品の開発に踏み込めなかったのではないでしょうか。

「日新火災お部屋を借りるときの保険」の詳細は、こちらの公式サイトで確認してみてください。
http://direct.nisshinfire.co.jp/oheya/



<参考>グッドデザイン賞とは
「グッドデザイン賞(http://www.g-mark.org/)」は、1957年に通商産業省によって
創設された「グッドデザイン商品選定制度」を継承し、日本デザイン振興会が主催
で運営される、日本で唯一の総合的なデザインの推奨制度です。

2014年度の受賞一覧は、こちらで確認することができます。
http://www.g-mark.org/award/


50年以上にわたり、暮らしと産業、そして社会全体を豊かにする「よいデザイン」を
顕彰し続け、国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞です。



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