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「日経4誌の損保関連ニュースをMBA的思考で斬る!」(サンプル)
「東京海上」解体新書 (サンプル)

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「損保業界」と「発展途上国」を結ぶ会の事務局です。

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  今日のテーマは 東京海上日動の「介助専門士養成講習」です
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東京海上日動火災保険は、介助専門士を養成する講習の引き合いが自動車販売店を
中心に増えているそうです。

高齢化の進行もあり、自動車販売店では高齢者や障害者が気軽に立ち寄れる店舗
づくりが急務になっていることが要因のようです。今から申し込んでも、年内に
受講するのは難しい状況だといわれています


 東京海上日動の子会社・東京海上日動ベターライフサービスが企業に出向き、
講習するようですが、期間は2日間で車いす介助や視覚障害者の手引きなど実技
が中心のようです。


高齢者の疑似体験など介助される側に立つメニューも用意し、業種ごとに講習内容
を変えることで、実用性を高め、講習を受ければ、原則、資格を取得できるようです。

2013年度の実績は、60社850人、14年度も同程度が見込まれているようです。

東京海上日動は、本業の周辺事業にも注力し、顧客に対する付加価値提案に注力
しています。

保険という無形物について、保険料や補償だけの勝負ではなく、いかに付加価値を
提案できるかが、同社の営業戦略の根幹なのではないでしょうか。
今回の介助専門士を養成する講習を、自動車販売店向けに提供し、同販売店の
顧客満足度を高めることは、受講者に対する付加価値提供のほか、東京海上日動の
販売代理店である、自動車販売店からの信頼を勝ち取り、その結果、同業他社との
競争に勝ち抜けるということにつながります。


つまり、エンドユーザーと、保険代理店に対する営業施策となっています。

同種のサービスとしては、セコム損保と提携した「セコム・ホームセキュリティ
東京海上パッケージ」があります。

東京海上日動の契約者に対し、セコム商品を販売することで、「安心」を保障
することに加え、販売した保険代理店の副収入を増やせるという仕組みです。

http://www.ifirst.jp/secom.html


たとえば、このような形で、保険代理店が同商品を販売しています。
http://aggregate-ag.co.jp/kojin/secom_index.html


保険代理店の提案力を高める武器として、また、既存契約者に対する付加価値の
提案として、上記のように保険以外の商品・サービスを提供することは、今後の
保険会社の営業戦略上きわめて重要なのではないでしょうか。

保険会社は、資金という経営資源以外に、自社と関係の深い企業の商品・サービスを
ニーズのある先に適切に提案できる企画力が求められる時代なのではないでしょうか。

これは、保険会社の経営のみならず、営業現場でも同様のことですが・・・。


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