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「損保業界」と「発展途上国」を結ぶ会の事務局です。

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  今日のテーマは 東京海上日動の「次世代型自動車保険の検討」 です
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東京海上日動の「次世代型自動車保険の検討」についてです。


東京海上日動火災は、ハンドルの操作がいらない自動運転など次世代の
車に対応した新たな自動車保険の在り方について本格的に検討を進める
ため、専門チームを立ち上げたそうです。


自動車業界では、ハンドル操作がいらない「自動運転」など次世代技術
の開発が急ピッチに進められています。


こうした次世代技術が普及すれば、交通事故の大幅な減少が期待される
一方で、事故の際の責任は運転手にあるのか、 自動車メーカーや通信
機器メーカーにあるのかといった新たな問題が持ち上がる可能性が指摘
されています。


これらの課題を洗い出すためのワーキング部隊として、自動車の次世代
技術が普及した場合の自動車保険の在り方を検討する専門チームを立ち
上がったというわけです。


このチームでは、交通事故が減少した場合、契約件数がどう変化するか
推計したり、自動車や通信機器のメーカーが負う新たなリスクに対応す
る保険の必要性などを検討するとしているようです。


しかし、実際に全自動自動車の誕生は難しいと思います。


自動車専用道路であれば、自動運転も可能でしょうが、結局のところ、
どこから飛び出すかわからない歩行者や自転車などと混在する生活道路
を走ることが多いため、「机上の空論」という声もチラホラあります。



他方、米国では既にGoogleが完全自動走行実験を市街地で実施しています。


標識を画像として読み込んで処理するのか、予め情報を入力して
各車両に発信するのか。 今もカーナビには表示される道路工事と表示
されない道路工事があります。

すべての道路工事がカーナビ情報に入力されてない、ということなの
でしょうが、このようなことを解決するのも、骨の折れる仕事ですが
重要です。


このままいくと、数年以内に米国内で完全自動走行車が走り回るように
なるのでしょうか。


例のごとく、「外圧」により日本でも完全自動走行車を許可せざるを
得ない状況に追い込まれるかもしれません。 TPPとの絡みもあるので、
可能性としては否定できません。


完全自動走行車は、車載カメラや他のセンサーでしっかり記録される
ので、たとえば「当たり屋」による詐欺も防げるかもしれません。

自動運転の性能次第ですが、前述の、子供や老人の飛び出しは防げません。
事故が起きた時の責任を誰に負うのかが、論点かもしれません。
誰も責任を負わされたくないのは自明です。
ただ、トラブル発生時の経済的補償などで、当事者双方、面倒を起こしたく
ないので、自動車保険制度は必要となります。


損保にとって自動車保険は収入の柱となっていますが、自動運転などの
技術が経営に大きな変化を迫る可能性があり、対応を検討する動きは、
ほかの保険会社にも広がるのは必至ですね。


東京海上日動は、何事にも、検討への着手が早いです。
これは、気持ちの余裕なのか、企業文化なのか、なぜ他の損保は率先して
このような検討に着手できないのでしょうか。この辺も不思議です。

検討していたとしても、他損保にばれないように秘密裡に行っている
のでしょうか。。。



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