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「損保業界」と「発展途上国」を結ぶ会の事務局です。

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  今日のテーマは 東京海上の「海外人材採用ツール」 です
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東京海上のグローバル・リクルートサイトについてです。


東京海上ホールディングスはGRSは、グループベースでの採用機能向上を目的とした
グローバル・リクルートサイト(以下「GRS」)を開設しています。


海外拠点におけるローカル社員の採用強化を目的とした東京海上グループの採用情報
ポータルサイトということです。各海外拠点では従来から独自の採用活動を行って
いたようですが、GRS上で東京海上グループの採用関連情報を公開することで、企業
ブランドの認知向上を図り、より多くの応募者を確保し、グローバル人材の採用活動
を強化していくことが狙いのようです。


GRSで展開したコンテンツは、以下の3つです。


1.Tokio Marine Group (東京海上グループ概要)

2.HR Initiatives (人事・採用方針)

3.Global Opportunity (海外グループ会社(31社)の採用情報サイトへのリンク)


今後、部門・職種・社員の紹介、研修体系、地域毎の応募システム等のコンテンツを
展開していくそうです。とても楽しみです。


サイトは以下です。

http://www.tokiomarinehd.com/en/careers/index.html


すべて英語なので、読み込むには少し時間がかかりますが、日本の保険会社が
海外に向けて英語で情報を発信しているのは東京海上ぐらいではないでしょうか。

日立グループなどの大企業も人事異動をグローバルベースで行うこととしていますが、
グローバル企業になるためには、名実ともに、特に、人材の活用をグローバルベース
で行う必要があります。


同サイトに掲載されている人材採用戦略を転載します。


We believe that our people are the most important contributor to our company's success.

We aim to attract and retain the best talent in every aspect of our business.

We value diversity and inclusion as we strive for global excellence, and we work hard

to create a business environment where our people can achieve their full potential.

We have a transparent relationship with our people. For those who have both a passion

and a challenging spirit, we encourage career development and personal growth.


意訳すると、こんな感じでしょうか。


「人材が会社の成功にとってもっとも大切なもの。
 東京海上グループは、すべてのビジネスシーンにおいて、最大の能力を引き出す
 ことに価値観をおいている。
 
 世界で優れた企業として認められるために、社員一人ひとりの能力の最大化を
 図るための仕事環境を作り出すために、ダイバシティー(価値観の多様性)に
 価値を見出しています。

 東京海上グループは、社員の情熱と能力を持ち合わせる社員のために、キャリア
 デザインを支援し、透明性のある関係構築に努めています。」


今後、日本の企業がより一層グローバル化していくにつれて、「グローバル人材」の育成
が必須となります。俗にいう「グローバル人材」の定義とはそもそも何でしょうか。

「グローバルに活躍できるか否か」が日本人・外国人を問わずに二極化しつつあるのが現状
ですが、「グローバル人材」の定義、そして対象とは何でしょうか。

「グローバル人材」「グローバル化に対応できる人」とよく耳にしますが、実は多くの企業が
「グローバル人材」をそれぞれ異なった意味でとらえているような気がします。そのため、
まずは自社にとって「グローバル人材」がどこに位置するか、きちんと把握しておく必要が
あります。

一説によると、「グローバル人材」の対象としては、以下の6種類に分類できるそうです。

1.日本人社員のグローバル化
2.外国人留学生などの海外人材
3.受け入れ出向社員(インパトリエット、逆出向)
4.海外赴任者(エクスパトリエット)
5.現地社員
6.現地社員(第三国で活用)


このように、企業によってそれぞれ異なる「グローバル人材」の定義であすが、文部科学省と
経済産業省が共同で事務局を務める「産学人材育成パートナーシップ グローバル人材育成委員会」
の報告書では、以下のように定義されていました。


「グローバル化が進展している世界の中で、主体的に物事を考え、
 多様なバックグラウンドをもつ同僚、取引先、顧客等に自分の考えを
 分かりやすく伝え、文化的・歴史的なバックグラウンドに由来する
 価値観や特性の差異を乗り越えて、相手の立場に立って互いを理解し、
 更にはそうした差異からそれぞれの強みを引き出して活用し、相乗効果
 を生み出して、新しい価値を生み出すことができる人材」



やや冗長な向きもありますが、グローバル人材に対する必要要件を網羅的に記述すると、
こうなるのでしょう。


言葉の定義も重要です。他社がやっていないことをやることも大切です。今後の戦略を下支え
する社員の育成も重要です。目的と手段を明確に分け、手段が目的化しないよう、目指すべき
グローバル企業像に向かって、世界を代表する企業体になってもらいたいものです。
今後の東京海上HDの動向に期待しています。

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