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「損保業界」と「発展途上国」を結ぶ会の事務局です。

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  今日のテーマは 日新火災の「日新モデル」です
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日新火災の「日新モデル」についてです。


http://www.nisshinfire.co.jp/company/catalog/model5/index.html#4


代理店の声
https://www.nisshinfire.co.jp/company/agency_voices.html



日新火災では創立100周年を迎えた2008年7月より、次の新たな100年に向けて、
代理店経営をバックアップする独自のビジネスモデル「日新モデル」を発表
しました。


これは、全国の保険代理店に対して、他社を圧倒する規模で日新火災の旗の
下に結集してもらうというプロジェクトで、挙社体制で推進しています。


これは日新火災の経営理念を実現し、顧客本位におけるトップランナー企業
を目指すには、「地域に密着し、お客さまに信頼されている保険代理店の
皆さまとの連携が大変重要である」と考えているからだとのことです。


また、日新火災は保険代理店の自主性と独立性を尊重しているようです。
それを具現化しています。

対面営業による対応、わかりやすい商品説明ツールの提供、柔軟な代理店
システムの提供、独自の代理店手数料体系導入・・・。

これらを総称して「日新モデル」としています。




この日新モデルを掲げてから約4年経ち、いまでは1,800店を超える代理店
が日新火災と取引を開始するという結果を残しました。


マーケティングの世界では、4P(price・place・prmotion・product)が
あり、その中で販売チャネルをさすplaceを追求したことが、日新火災の
成功の要因なのではないでしょうか。


常に、市場や顧客の何が変わってきているのか=市場の実態を継続的に掴む
ことが重要です。日新火災の場合、大手損保が代理店手数料体系を厳しい
ものに改定するトレンドに対して、逆張りの戦略で、代理店に配慮した手数料
体系を作ったことが奏功しました。


通常のビジネスでは、潜在顧客・顕在顧客・見込み顧客・成約客・買い替え
候補客・買い替え客・紹介客はどうなっているのかなどのデータを取って
おかないと、有効なタイミングでどのチャネルを使ったらよいのか検討
できません。

日新火災は、この顧客を代理店に置き換えて、様々なデータを分析したので
はないでしょうか。


保険業界の自由化が起きる前までは、ワン・パターンのチャネル対応が主流
でしたが、代理店制度の自由化、技術やITの進歩により、様々なチャネルが
増えました。代理店過多に陥っているからこそ、今は明確な情報をもって、
しっかりとした戦略・軸を固めることが重要です。


保険会社にとっては、新しく取引を開始するターゲット層の見極めとセグメント
がますます重要になっているのではないでしょうか。


東京海上日動と日新火災間で連携し、他損保の代理店を攻め込むこのビジネス
モデルは、マスでマーケットをつかむイトーヨーカドーと、ミクロでマーケット
を補足するセブンイレブンの棲み分けの仕方と似ているかもしれません。


大手損保の戦略に関心が集まるのが常ですが、中堅の日新火災の事業戦略、
東京海上グループとしてのグループ内損保の連携方法などから学べることが
たくさんありそうです。


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