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「日経4誌の損保関連ニュースをMBA的思考で斬る!」(サンプル)
「東京海上」解体新書 (サンプル)

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「損保業界」と「発展途上国」を結ぶ会の事務局です。

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  今日のテーマは イーデザイン損保の「成長性」です
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イーデザイン損保の「成長性」についてです。


イーデザイン損保は、東京海上ホールディングスとNTTの子会社であるNTTファイナンスの
共同出資により2009年1月26日に設立し、同年6月13日に営業を開始しました。


余談になりますが、シンボルマークとして、東京海上グループ共通のマークを使用して
いますが、英字の「TOKIO MARINE」の部分は2段で「TOKIO MARINE e.design」となり、
間に線が入っていることにお気づきの方はどのくらいいるでしょうか。



同社は、業界初の試みとして、新規申し込み時にコンタクトセンターでの見積もり内容を
QRコード入り葉書で送付し、携帯電話で申し込む「モバイル『さくっ』と契約」と、契約
更新時にQRコード入りの葉書を送付し、携帯電話で更新手続きを完結する「モバイル
『さくっ』と更新」を導入しています。


最近、テレビCMやつり革広告などのプロモーションをたくさん目にしますが、
http://www.edsp.co.jp/camp/cm/

同社の自動車保険料の業績はどうなっているでしょうか。


2009年度 11億円
2010年度 29億円
2011年度 52億円
2012年度 105億円


この4年間で、約10倍の規模に伸びています。
すべてが東京海上グループ以外の保険会社からの切替契約によるものではないと思います、
大半は他社契約の切替によるものだと考えられます。


この高い伸び率は、積極的なプロモーション活動による賜物なのでしょう。
さて、同社の営業費・一般管理費に目を向けています。


2010年度 47億円
2011年度 68億円
2012年度 72億円


過年度は保険料を上回る、直近では大半を占めるくらいの費用がかかっています。


2012年度の決算では、最終利益は▲72億円となっていますので、東京海上グループ
の中で最も赤字を出している会社といえそうです。


また、損害率は、

2010年度 70%
2011年度 63%
2012年度 55%

と毎年、保険料収入が増えていることにともない、損害率も逓減しています。
保険会社のビジネスモデルでは、損害率を低位に安定させること、事業費を抑えることで、
利益がでます。


通販損保の黒字化には一定の時間がかかるのは仕方ないことですが、この会社が黒字化
するのはこの数年以内ではないでしょうか。

とくに、2011年度→2012年度の営業費・一般管理費の増加は4億円にもかかわらず、
保険料を50億円以上伸ばしています。また損害率も下がっています。


成長期にある通販損保では珍しくないのかもしれませんが、この費用対効果を継続させる
ことで、他の通販損保に伍していける会社に成長するのではないでしょうか。

とくに、顧客満足度もここ2年で高い水準にあります。
http://www.edsp.co.jp/

多数の満足度指標で一位を獲得しています。今後の更なる成長に注目したいと思います。


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