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「損保業界」と「発展途上国」を結ぶ会の事務局です。

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  今日のテーマは 東京海上グループの「見える化」です
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東京海上グループの「経営陣の見える化」についてです。


会社経営における「見える化」というと・・・


1. 業務プロセスの見える化

今の業務状況はどうなっているか。
これをリアルタイムに把握する仕組みが「業務プロセスの見える化」です。
重要な決裁案件がどうなっているのかを関係者が不在で確認できなかったり、
現場の問題が顕在化せずに対策が遅れたりしては大変。人の動きや工程の進捗状況
を可視化する必要があります。



2. 課題の見える化

経営状態の把握に必要な様々なデータを、手間をかけずにわかりやすい形で
入手できるようにするのが「課題の見える化」です。
課題の発見のため先月の売上分析をしたいものの経理部門に大きな負担がかかる、
数値データを見せても危機感を共有できないなどの悩みを解消し、真の課題を
素早く浮かび上がらせます。



3.経営の見える化

意思決定のための情報をいつも手元に置き、判断スピードをアップするのが
「経営の見える化」です。現場から経営層への情報伝達に時間がかかっていたり、
せっかく導入したERPなど複数のシステムを意思決定に活かしきれていないと
感じる企業は、いつでも簡単に情報を活用できる仕組みを持ちたいものです。
経営層が経営に関わる多様な情報を航空機の操縦席にいるかのように統合的に
把握する「コックピット経営」が謳われていますが、その実現もかなりハードル
が高いのが現実です。




見える化については上記のとおり、様々な観点がありますが、前置き長くなって
しまいましたが、東京海上グループの見える化のすばらしいところは、経営陣が
「見える」ことではないでしょうか。


東京海上グループの取締役社長である隅氏は新聞・ビジネス誌の記事で取り上げ
られますので、知名度も高く、また顔と名前がすぐに一致することと思いますが、
その他の経営者はどうでしょう。


これは他損保も同様のことと思いますが、東京海上グループはしっかりと経営陣
の「見える化」を図っています。



こちらのアニュアルレポートのp66、p67をご覧ください。

http://ir.tokiomarinehd.com/ja/AnnualReports/IRFilingDataDownPar/0/IRFilingDownPar/018/PDFile/AR12_J_Management(P65-78).pdf

経営陣の集合写真が掲載されていますのが確認できたでしょうか。



そうそうたるメンバーが社内外の役員を務めています。

経営戦略論の大家である「伊藤先生」、女性ビジネスパーソンの代表格である
「川本さん」、三菱商事や新日本製鉄の歴代経営者(現在顧問職)の佐々木氏、
三村氏など、産学を代表する著名人がずらりと名を連ねています。
顔と名前を一致させることができますね。


各自の略歴はこちらでご確認できますのでぜひご覧ください。
(p115〜p119が該当ページ)

http://ir.tokiomarinehd.com/ja/TmhdDisclosure/IRFilingDataDownPar/01/IRFilingDownPar/05/PDFile/20120731%20TMHD_4.pdf


どのような方々がボード(経営)に携わっているか、把握できるだけでも投資家に
対して安心を与えることができるのではないでしょうか。


ぜひ、他損保のアニュアルレポートと見比べてみてください。
(他の2メガは海外投資家用として英語版のみ作成していますが、東京海上は
 日本語版を用意しているという点も異なります・・・)

NKSJアニュアルレポート2012
http://www.nksj-hd.com/ir/data/annual/

MS&ADアニュアルレポート2012
http://www.ms-ad-hd.com/ir/library/annual/pdf/2012_msad_01.pdf


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