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「東京海上」解体新書 (サンプル)

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「損保業界」と「発展途上国」を結ぶ会の事務局です。

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  今日のテーマは 東京海上の「業績ハイライト」です
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東京海上の「業績ハイライト」についてです。

こちらでは、東京海上グループ全体の2002年度から2011年度までの10年度分の
業績に関する数値が確認できます。
http://ir.tokiomarinehd.com/ja/TmhdBusinessHighlights/mainColumnParagraphs/03/excelFile/FY2011%20TokioMarineHD.financialhighlights(j).xls


それでは2011年度の決算概況について振り返ってみます。

2011年度の損保事業の正味収入保険料は、東京海上日動や日新火災において
自賠責保険や自動車保険が増収したことに加え、海外事業における再保険
事業の引受拡大や中国における新規支店開設効果により、前年度対比+2.3%
増収の2兆3,244億円でした。


一方、生命保険料は、あんしん生命にて保有契約の順調な拡大により増収
となったものの、フィナンシャル生命において大幅な減収となったことに
より、前年度対比▲15.0%減収の3,445億円でした。


さらに具体的に見てみると・・・


保険引受収益2 兆9,781 億円、資産運用収益3,729 億円などを合計した
経常収益は、前年度に比べて1,273 億円増加し、3 兆4,159 億円。


一方、保険引受費用2 兆6,983 億円、資産運用費用381 億円、営業費及び
一般管理費5,155 億円などを合計した経常費用は、3 兆2,556 億円で
前年度に比べて936 億円増加しました。


この結果、経常利益は1,603 億円で、前年度に比べて337 億円増加しました。


当期純利益は(東京海上に限ったことではありませんが、)国内損保事業・
海外事業ともに自然災害の影響を大きく受けましたが、東京海上日動の
「異常危険準備金の取崩益」が発生したことで、経常利益は増益となった
一方で、法人税率引下げによる繰延税金資産取崩しの影響を大きく受けた
結果、当期純利益は前年度対比▲91.7%減益の60億円となりました。


そして、東京海上グループ独自の経営指標である「修正利益」は・・・


東京海上グループ合計の2011年度修正利益は前年度対比▲915億円となり、
▲195億円でした。


※利益およびROEについては、企業価値を的確に把握し、その拡大に
 努めるためにこの「修正利益」をベースに定めています。詳細は↓です。

http://ir.tokiomarinehd.com/ja/NewsRelease/NewsRelease737959259496666296/TopLink/TopLinkDocument/appendixpdf.pdf



2012年度は、第2四半期が終わりましたが、第一四半期の好調さ引き続き
維持しています。

外部環境として、米国経済が緩やかながらも自律的な景気回復を
辿る一方、欧州では政府債務問題が深刻化するなかで景気悪化局面が続き、
これまで世界経済を牽引してきた中国においても輸出・生産が鈍化するなど、
景気減速懸念が高まりつつあります。

また、日本経済においては復興需要のほか、自動車販売等の個人消費が
増加するなど国内需要が堅調に推移していますので、予断は許しませんが
ライバル他社比で良好な決算が望めるのではないでしょうか・・・。


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