■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
「日経4誌の損保関連ニュースをMBA的思考で斬る!」(サンプル)
「東京海上」解体新書 (サンプル)

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

「損保業界」と「発展途上国」を結ぶ会の事務局です。

__________________________________
  今日のテーマは 東京海上日動の「障がい者雇用」です
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

東京海上の障がい者雇用についてです。

社会経済の進展に伴い、以下のような要素が出現し、障がい者雇用が企業にとって
極めて重要性を帯びたものになってきています。


企業に障がい者雇用の社会的責任が生じる理由としては、

‐子高齢化社会による障がい者の社会進出の必要性
⊂子高齢化による生産人口の減少 障がい者の生産活動への寄与
ノーマライゼーション(※)についての意識の高まり
ぅ好董璽ホルダー(株主、従業員、取引先など、企業の利害関係者)は、
 ノーマライゼーションの姿勢を評価するため


上記の「ノーマライゼーション」とは、自分らしく生き、したい仕事や活動が
できる社会を作ることであり、また、社会の一員として、障がい者の自己実現
を支援する態度を意味します。



また、障がい者雇用に関しては、社会的動向を鑑み、日本政府も強力に推進を
しています。そのために、各種の法令や行政指導により、障がい者雇用を促進
しているのが現状です。

障がい者雇用に関する法的規制は次のものです。


‐磴い者雇用率制度(法定雇用率)
 従業員数の1.8%以上の障がい者の雇用義務 (56人以上の企業、それ以下の
 企業も努力義務とされています)


⊂磴い者雇用納付制度
 法定雇用率未達の場合のペナルティとして、一定額を国に納付


障がい者の雇入れに関する計画
 計画達成できない場合の企業名の公表措置


このように国に外堀を埋められているわけですが、企業は「CSR」という観点
から、障がい者雇用の意義を見出しています。とりわけ、東京海上日動は、損保
の中でも群を抜いて、価値を見出しているようです(あくまで形式的なものを
相対評価した結果に過ぎませんが・・・)。


東京海上日動は、障がい者雇用の一環で募集している職種は2つあります。
「損害サービス主任」と「事務担当補」です。


「損害サービス主任」は、障がい者手帳をお持ちの方だけでなく、健常者も中途採用
の対象としており、仕事内容も同じとしています。


「事務担当補」は、障がい者手帳をお持ちの方のみが対象ですが、いわゆる「事務」
の仕事に限らず、本人の能力・適性に応じてさまざまな仕事を担当させるようです。

いずれの職種も「特定社員」としての募集であり、この「特定社員」とは、当初の
契約更新は1年ごとですが、入社2年経過後(入社との関係で最長3年程度の場合
あり)に契約を更新する際に定年制に移行するというものです。

定年年齢は「損害サービス主任」が63歳、「事務担当補」は60歳であり、また、
福利厚生面は入社時から正社員と同様ということから、とても寛容な人事制度を
持っています。

東京海上日動の採用ホームページで、採用実績や採用者のコメントが載っています
ので、こちらで詳細を確認してください。

(採用された方のコメント)
http://www.marine-careers.com/challenged/interview/index.html
http://www.marine-careers.com/challenged/interview/per02.html
http://www.marine-careers.com/challenged/interview/per03.html


(グループでの採用事例)
http://www.marine-careers.com/challenged/case/index.html



そして、次に損保各社の募集状況を確認してください。


たとえば損保ジャパン
http://www.sompo-japan.co.jp/recruit/handicapped/index.html


たとえば三井住友海上
http://www.ms-ins.com/recruit/handi_recruit/index.html


たとえばあいおいニッセイ同和
http://recruit.aioinissaydowa.co.jp/normalization/index.html


たとえば日本興亜
http://www.nipponkoa.co.jp/recruit/shougai.html


上記4社のホームページを確認いただき、思うところは、障がい者雇用の
価値観や力の入れ具合などが異なるというものです。ホームページを充実
させることが目的ではありませんが、企業にとって重要な取り組みである
という認識があればあるほど、思いは言葉や行動として表れるはずです。

東京海上日動の場合、「やらされ感」ではなく、社会的意義を理解した上
での自主的な取り組みのように映ります。他の損保会社も見習うべき点で
はないでしょうか・・・。


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

「日経4誌の損保関連ニュースをMBA的思考で斬る!」では、損保会社特集が終了したこととに伴い、今週から1週間分の業界ニュースをピックアップした「まるごと損保業界ニュース」をはじめました。
多忙を極めて新聞・雑誌等を読む時間のない方にオススメします。