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「損保業界」と「発展途上国」を結ぶ会の事務局です。

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  今日のテーマは 東京海上の「環境啓発・社会貢献」です
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東京海上の「環境啓発・社会貢献」についてです。


東京海上グループは、環境啓発や社会貢献に関する活動に余念がないです。
損保ジャパン、三井住友海上などのライバル会社も様々な活動を通じて、社会貢献
していますが、東京海上グループはその中でも群を抜いた活動を行っています。


2010年度の計画と実績になりますが、以下の活動に取り組んでいました。


●気候変動の適応・緩和につながる商品・サービスの具現化(「地球温暖化研究
 プロジェクト」)

●東京海上日動「Green Gift」プロジェクトの拡充

●グループ各社(国内・海外)における環境負荷削減

●東京大学・名古屋大学との気候変動リスク研究の推進

●台風リスクの変化の定量評価等の「リスク評価モデル」の高度化

●東京海上日動「Green Gift」プロジェクト

●「Green Gift」サイトの開設

●ペーパーレス約款の普及(自動車保険73.9%、火災保険59.9%など)

●インド IFFCO-TOKIOにおける「天候保険」の普及

●自動車保険における「エコマーク」の取得

●自動車修理時におけるリサイクル部品の活用、エコ安全ドライブの推進

●事業活動におけるカーボン・ニュートラルの実現


今回は、上記の中で一部の代表的な取り組みについてご紹介します。



●「地球温暖化研究プロジェクト」

気候変動の影響に脆弱な途上国・地域において、保険制度や防災・リスクマネジメント
を普及させていくことに年頭を置き、2006年12月から、グループ内で組織横断的な
「地球温暖化研究プロジェクト」を推進し、東京海上日動、東京海上研究所、東京海上
日動リスクコンサルティングなどを中心に、気候変動リスク・地球温暖化の研究や
気候変動の適応・緩和に繋がる商品・サービスの開発・提供を行っています。

気候変動に適応する商品・サービスの開発につなげる気候変動・地球温暖化によって
自然災害の発生頻度や損害の大きさが大きく変化してしまうと、過去の統計データに
基づいたリスク評価だけでは、適切な保険料率の算定、保険金支払いに備えるための
責任準備金の積立、再保険手配等に影響を及ぼすことになります。

過去の統計データ等による将来予測に加えて、コンピュータ・シミュレーションによって
将来の気候変動を見通す気候モデル等を活用し、将来の自然災害リスクの研究を進めてい
ます。具体的には、大学の研究所と連携した以下のような研究です。


 ○東京大学(大気海洋研究所)と連携し、東京大学の世界トップクラスの気候モデルを
  活用した「自然災害リスク評価手法」の高度化に取り組んでいます。

 ○名古屋大学(地球水循環研究センター)と連携し、日本周辺で発生する台風の気候変動
  に伴う性質変化を分析し、台風リスクの増大が保険金支払額に及ぼす影響等を研究して
  います。

 ○Tokio Millennium Re(バミューダ)では、世界各国の気候変動リスク研究・自然災害
  リスク評価の第一線の専門家を招いて、定期的に「Summit on Global Warming and
   Climate Change」を開催するなど、米国のハリケーンを中心に気候変動・地球温暖化
  の調査・研究を行っています。




●マングローブ植林ボランティア

年1回、マングローブ植林のボランティア活動を行っています。
東京海上グループ社員、代理店、社員OB・OG、およびその家族を対象に参加者を募集し、
環境教育や国際交流の機会を提供するものです。

また、「マングローブワールド」というホームページも公開し、一般消費者の理解促進
にも努めていますね。
http://www.mangrove-world.com/main.html



●みどりの授業〜マングローブ物語〜

環境啓発活動の一環として、「みどりの授業〜マングローブ物語〜」を実施しています。
これは、社員・代理店等がボランティアで講師となり、小学校・特別支援学校を訪問し、
マングローブ植林と制服の再利用を題材に「地球温暖化防止・生態系保護」をテーマ
とした授業を行い、あわせて「制服を再利用して作成した植木鉢」を寄贈するものです。

なんと、2010年度までに、全国で延べ約440の小学校・特別支援学校で実施し、約30,600名
の児童・生徒の皆さんが授業を受けました。



●高知県・協働の森づくり事業  「東京海上日動 未来への森」

2009年5月に「環境先進企業との協働の森づくり事業」において、高知県、安芸市、高知東部
森林組合と5年間の「パートナーズ協定」を締結し、安芸市の森林整備に協賛しています。

協定した森林(総計44.4ヘクタール)は「東京海上日動 未来への森」と名付け、2010年11月
には東京海上グループ社員・代理店とそれらの家族総勢約40名が参加し、間伐体験や地元の
方々と交流を行う「第2回間伐体験ツアー」を実施しています。



●こども環境大賞
http://www.mangrove-world.com/kodomo/

次代を担う小学生に環境問題へ関心を持つきっかけとしてもらい、社会全体の環境啓発に
つなげることを目的に、2008年に朝日新聞と共同で「こども環境大賞」をスタートしています。

小学生から環境に関するテーマの絵や作文を募集し、上位入賞者を、春休み期間中に保護者
とともに西表島エコ体験ツアーへご招待しているようです。2010年度の第3回では日本全国
から2,893作品の応募実績があったそうです。この取り組みも着実に市民権を獲得しつつあり
ますね。



これらの地道な取り組みによって、東京海上グループは、「2012 World's Most Ethical
Companies-世界で最も倫理的な企業2012」の企業として選定されたのでしょうね。

http://ir.tokiomarinehd.com/ja/Topics/Topics866287295023334415.html


表彰を受けることは主たる目的ではないですが、第三者機関による評価をもらってこそ、
その取り組みの真価が分かると思います。他の損害保険会社も、地域・社会に根ざした
取り組みを活発にしてもらいたいですね。


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