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「損保業界」と「発展途上国」を結ぶ会の事務局です。

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  今日のテーマは 東京海上の企業価値 です
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東京海上の「企業価値」についてです。

東京海上ホールディングスの企業価値について「時価総額」の観点で見てみます。


         期末株価     時価総額
2002年度末  1472円    13630億円
2003年度末  3240円    28966億円
2004年度末  3120円    26832億円
2005年度末  4660円    39308億円
2006年度末  4360円    35949億円
2007年度末  3680円    29606億円
2008年度末  2395円    19268億円
2009年度末  3633円    21183億円
2010年度末  2224円    17893億円


2011年度も東京海上ホールディングの株価は、マーケットの低調と連動し、
2000円を割っているため、時価総額は15000億円程度となっています。


過去は約4兆円企業であったわけですが、時価総額が一番高い年度と一番低い年度で、
収益性を比較しています。


2005年度末(一番高い)と2010年度末(一番低い)の比較

期末株価   4660円    ⇔ 2224円
時価総額   39308億円  ⇔ 17893億円
経常収益   33999億円  ⇔ 32866億円
当期純利益  899億円    ⇔ 719億円
修正利益   1387億円   ⇔ 720億円


上記のとおり、2ヵ年度の間において、株価と時価総額は2倍以上の開きがありますが、
修正利益を除き、経常収益(保険料収入)、当期純利益については若干の差しかありません。


また、2010年度末では、企業戦略上、超保険の販売進捗や抜本改革による企業品質向上、
海外損保の買収などの面で、他損保に比較して、相当優位性があるにもかかわらず、日経平均
の低迷に引きずられる形で、企業価値を落としています。
(東京海上ホールディングだけではなく、他損保や他業種の会社も同様に株価低迷により、
 時価総額を落としているので、当社特有の事柄ではありませんが・・・)


そこで、「時価総額」の定義について確認しています。


時価総額とは、ある上場企業の「株価」に「発行済株式数」をかけたものであり、企業価値を
評価する際の指標とされています(MBAのファイナンスで学ぶ基礎事項です)。


時価総額が大きいということは、業績だけではなく将来の成長に対する期待も大きいことを意味し、
(時価総額は企業尺度や企業の実力の一面にしかすぎませんが)市場の期待値を反映した尺度の一つ
として用いられ、理論上、企業の利益や資産が大きいほど時価総額も高くなります。
つまり、有利子負債額の多寡にもよるため一概には言えませんが、時価総額が大きければ大きいほど、
その会社の規模や資金調達能力が高いことを意味し、また企業買収における買収総額の目安としても
着目される指標となっています。


他方、株価は時に過大(過小)評価される場合があり、単純には比較できないとも言われています
ので、上記のように、年度ごとの単純比較において、年度別に優劣をつけるのは少し無理があるの
かもしれません。


参考までに過去の世界の上場企業の時価総額の合計(1ドル80円で換算した場合)は・・・


2007年12月末で60兆8700億ドル(約4850兆円)
2008年12月末で32兆5500億ドル(約2520兆円)
2009年12月末で47兆7800億ドル(約3800兆円)


となっていますので、たとえば、2009年で世界における東京海上の時価総額シェアは、
0.05%程度となってしまいます・・・。



次いでとなりますが、参考までに、東京海上ホールディングの上場来最高の株価はいくらかというと。

2007年6月11日のリーマンショック前につけた「5450円」です。

ほかにも、イベントごとの株価は・・・。

ホールディングとして初上場した2002年4月2日は「2000円」。
東日本大震災直後の2011年3月14日は「2200円」。
今(2011年9月1日)は「2094円」・・・。

なんと、瞬間風速で比較すると、最高値と最低値で2.5倍以上の開きがあります。


しかし、初上場時の株価を100として指数化した場合、同社の株価は、2003年7月以降
TOPIXを上回って推移していますので、企業集団の中では優秀な部類に入るのでしょう。


今後の日本経済の復活と東京海上の株価向上に期待したいと思います。


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