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米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の損害保険会社チャーティスはが富士火災海上保険を株式公開買い付け(TOB)で完全子会社にすると発表しました。

傘下の他の国内損保(AIU保険やアメリカンホーム保険、ジェイアイ傷害火災保険)との連携を強化するのが狙いとのことですが、富士火災の主な商品ラインナップは以下のとおり。


○損害サービス対応力が定評の自動車保険「ベリエスト
○WEBシステムによる10%割引が適用できる火災保険「未来住まいる
○様々な特約が魅力の医療保険「みんなの健保2
○99歳まで加入できる「シニアの救急箱

これらの商品をAIU、アメホ、ジェイアイを通じて販売することは、グループ全体のコスト削減効果を生みます。3メガ体制といわれますが、4メガ体制の一角を担うグループになるための布石として「富士火災の子会社化」があるのでしょう。


また、非上場となることで、決算対応にかかるコスト削減が図れるだけではなく、経営の自由度もきくようになります。上場損保会社は通常、生産性を高め、利益を捻出するために、経営管理指標であるコンバインドレシオの数値を下げ、保険事業の黒字化を目指します。
そのためには、損害率の低位安定化、代理店手数料や物件費、人件費の引き下げが余儀なくされるわけですが、このようなしがらみから一定開放されます。

親会社の収益で子会社の赤字が一定吸収できるのであれば、短期的な赤字は看過されるのではないでしょうか。

例えば、他損保との乗合攻勢を強めるために、また、他社契約が獲得できるために、業界相場をかけ離れた手数料率を提示することが可能になるでしょう。
他にも様々な点で戦略上の幅が出てくると思われます。今後の富士火災のマーケットに対する「仕掛け」が楽しみです。

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