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三井住友銀行の頭取に、国部毅(くにべたけし)氏が就任することになりました。
同氏の経歴は・・・

東京大学経済学部卒で1976年(昭和51年)住友銀行入行。
財務企画部長、経営企画部長等を経て、2008年から三井住友銀行取締役専務執行役員。海外留学経験あり。海外留学は、ハーバードあたりのビジネススクールだったと思いますが、ようやく日本の金融機関に、グローバル感覚のある経営者がトップに就任することになりました。

80年代に日本の企業はこぞって、アメリカのビジネススクール(MBA)に優秀な社員を派遣し、アメリカ式の経営ノウハウを本国に持ち帰ることを試みました。
それと同時に、日本は独自の経営方式(「カイゼン」や日本人独特の感性によるマーケティング)を武器に、高度成長を果たし、アメリカで学んできたことは二の次になり、アメリカで学んだ知識・智慧は、留学生の頭の中に埋没し、陽の目を見ることがありませんでした。特に大企業では。

それが、80年代から約20~30年が経ち、ようやく当時留学した世代が、金融機関の経営者になれる時代が到来しました(他の産業では既に輩出されていますが)。

日本企業は必死のキャッチアップの努力の結果、モノづくりでは世界一の水準を達成しました。人材教育でも、日本で教育を受けた日本人が日本語で日本人を教える自給自足型の教育制度ができあがりました。
超専門職的な、医者、弁護士、政治家、官僚、そして経営者も、日本の教育制度の中で輩出することができますので、教育制度としては高い水準になると考えられます。

しかしながら、今抱えている問題は、経済の「軸」が先進国から新興国に移りだし、アメリカ主流の経済体制が崩れつつある中、グローバルな感性を持ち、外国語を操り、海外のプレーヤーと互角に渡り歩く経営者が不在ということです。

(以前、日経新聞では現代の経営者を「周囲に仲間を集めることに精魂を傾け、おみこしに乗る形で日本社会のボスとなった」と表現していました)

グローバル化がさらに進む中で、リーダーになる層の生い立ち国産であることは、これからのグローバルな競争では致命的な弱点になるのではないでしょうか。世界に向けて、自国・自社の立場を自らの言葉で強く、正確に主張できるトップでない限り、その組織体の永続的な発展は望めないのではないでしょうか

新日鉄と住金の合併もグローバル化で勝ち抜くことが主たる目的とされています。

グローバル競争の原動力は、あくまで社員ですが、その指揮官となる経営者に求められるものを真摯に考える時期にさしかかっているのではないでしょうか。


一方、損害保険会社の経営者に目をむけると、東京海上日動社の隅社長、損保ジャパン社の櫻田社長、三井住友海上の柄澤社長、3人とも海外駐在経験があります。「留学経験」については不明ですが、グローバル経営を成功に導くために、「海外駐在経験」で足りるのか、それともそれでは不足しているのか、3人の経営手腕を観ることで仮説検証できそうです。


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