2010年07月28日
2011年度が真価の年
【管理人からのご案内】損保マーケティングに関する小冊子無料プレゼントに関する情報はこちらです。
2010年度も第一四半期が終わり、残すところ約8ヶ月となりました。
10年度は自動車や傷害保険の料率改定が控えていますが、その目的は、損害率悪化による「収支改善」です。料率改定をしたからといって、直に収支が改善するわけではありませんが、料率改定が一巡する頃には、効果が出ているはずです。その効果が2011年度に発揮されると思います。
また、損害保険会社各社が業務品質向上や組織改変を行なっていますが、その効果も2011年度に現れるのではないでしょうか。
2010年度決算は各社とも2009年度決算の横ばいを見込んでいますが、2011年度決算では必ず大手社間で決算見込み・実績に大きな差が開くと思います。
その「差」は株価に影響し、また、税引き後利益の累計額が増えることにより、将来への投資(海外事業への積極投資)という正の循環にも繋がるはずです。
まだ少し先のことのようですが、2010年度は2011年度に向けた布石であり、また、2013年度や2015年度を見据えた場合、2011年度も布石に過ぎないという、先を見たらきりがないのですが、企業経営は「先見力」が肝要です。
どの損保会社の経営者にこの「先見力」があるのでしょうか・・・・。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
【ご案内】
2010年度から損害保険業界の再編第2幕がスタートです。
三メガ体制となり、また、4メガ体制を視野に入れたAIGグループの富士火災やAIUの戦略も見ものです。
そこで、メルマガ読者の皆さんからご要望が多数あった損害保険各社の戦略を再度メルマガにて案内・分析したいと思います。
以下の日程で各社を取り上げる予定ですので、ご興味のある方は、「「日経4誌の損保関連ニュースをMBA的思考で斬る!」を購読してください。
(予定)
4/19号:東京海上日動(配信済)
4/26号:損害保険ジャパン(配信済)
5/ 3号:三井住友海上(配信済)
5/10号:あいおい損保(配信済)
5/17号:日本興亜損保(配信済)
5/24号:ニッセイ同和(配信済)
5/31号:富士火災(配信済)
6/ 7号:AIU(配信済)
6/14号:日新火災(配信済)
6/21号:共栄火災(配信済)
6/28号:朝日火災(配信済)
※場合によっては企画変更、または発信時期がずれることがありますが、
ご了承ください。
「日経4誌の損保関連ニュースをMBA的思考で斬る!」では、損保会社特集が終了したこととに伴い、今週から1週間分の業界ニュースをピックアップした「まるごと損保業界ニュース」をはじめました。
多忙を極めて新聞・雑誌等を読む時間のない方にオススメします。
興味がある方はこちらからお申し込みください
メルマガサンプルはこちらです
メルマガ読者の感想はこちらです
バックナンバーはこちらです
Post at 00:00
- コメント(2)
- クリップ
- カテゴリー:損害保険-経営戦略
この記事へのコメント
1. Posted by 業界人 2010年07月29日 19:52
初めてコメントしますが、よく読ませてもらっています。大手損保の部長をしています。長く業界に身を置いていて思うところを書いてみます。
損保業界は護送船団で競争のない世界に長くいて、突然自由化、どう進めばいいかわからないまま選択と集中が行えず、会社都合を優先し、お互いが真似をし合って顧客を放置。結果業務停止等を受け、変化するかと期待されたが、結局内向きの力をかけるようになったにすぎず形作りに走っている。
そしてマーケットがシュリンク、販売網も老齢化し大きな転機にさしかかった。
この現状で生き残っていける会社は真にお客様を見て、その声が聴け、望まれる対応ができるかどうかにかかっていると思います。
どの会社も「顧客第一」を標榜していますが、真にそれを実践できるかどうか。会社都合は通用しないのです。目先の数字のために社員、代理店を叩き、相変わらずキャンペーンなどをやってお客様に無理を強いる。時代遅れのやり方を続けている業界です。社員はそれなりに高い処遇があって何とかモチベーションを維持してきましたが、これからは減員、採用減、待遇ダウンは避けられず、やり方を変えないとモチベーションも持たないでしょう。
早期の更改作業、キャッシュレス、システム化、経営的に厳しく致し方のない部分もありますが、果たしてどれだけのお客様が本当に望んでいるのか?地域差はないのか?等も調査することなく押しつけている。やらない代理店は手数料ポイントを下げる。
老齢の代理店が持つお客様は同じように老齢、本当にお客様が望んでいるのでしょうか?
まさに会社都合。マーケットをきちんと把握し、お客様の声を聴き、そのスタンスを変えられる、あるいは柔軟に対応できる会社が残っていくのだと思います。すべてが無理ならば特化戦略もあるかもしれませんね。
損保業界は護送船団で競争のない世界に長くいて、突然自由化、どう進めばいいかわからないまま選択と集中が行えず、会社都合を優先し、お互いが真似をし合って顧客を放置。結果業務停止等を受け、変化するかと期待されたが、結局内向きの力をかけるようになったにすぎず形作りに走っている。
そしてマーケットがシュリンク、販売網も老齢化し大きな転機にさしかかった。
この現状で生き残っていける会社は真にお客様を見て、その声が聴け、望まれる対応ができるかどうかにかかっていると思います。
どの会社も「顧客第一」を標榜していますが、真にそれを実践できるかどうか。会社都合は通用しないのです。目先の数字のために社員、代理店を叩き、相変わらずキャンペーンなどをやってお客様に無理を強いる。時代遅れのやり方を続けている業界です。社員はそれなりに高い処遇があって何とかモチベーションを維持してきましたが、これからは減員、採用減、待遇ダウンは避けられず、やり方を変えないとモチベーションも持たないでしょう。
早期の更改作業、キャッシュレス、システム化、経営的に厳しく致し方のない部分もありますが、果たしてどれだけのお客様が本当に望んでいるのか?地域差はないのか?等も調査することなく押しつけている。やらない代理店は手数料ポイントを下げる。
老齢の代理店が持つお客様は同じように老齢、本当にお客様が望んでいるのでしょうか?
まさに会社都合。マーケットをきちんと把握し、お客様の声を聴き、そのスタンスを変えられる、あるいは柔軟に対応できる会社が残っていくのだと思います。すべてが無理ならば特化戦略もあるかもしれませんね。
2. Posted by 業界人 2010年07月29日 19:53
その2
マーケットシェアも会社の評判も全てはお客様が決めることです。会社が、社員が、代理店が決めることではないことをよく理解し、考えないとならないと思います。損保業界は競争のない世界にどっぷり浸かっていて顧客不在が当たり前になっていることに気がつかないとなりません。業界の健全な発展のためにも必要だと感じます。
これが遠回りのようで近道なのだと思いますが、勇気がいるし、体力もいります。これからはそういう経営ができる会社が残っていく、勝負の分かれ道になるのではないかと思っています。
長文ですみませんでした。
マーケットシェアも会社の評判も全てはお客様が決めることです。会社が、社員が、代理店が決めることではないことをよく理解し、考えないとならないと思います。損保業界は競争のない世界にどっぷり浸かっていて顧客不在が当たり前になっていることに気がつかないとなりません。業界の健全な発展のためにも必要だと感じます。
これが遠回りのようで近道なのだと思いますが、勇気がいるし、体力もいります。これからはそういう経営ができる会社が残っていく、勝負の分かれ道になるのではないかと思っています。
長文ですみませんでした。



