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東京海上日動は「数」をベースに組織改変するようです。

支社を1割減らすとのことですが、一方で社員は削減せず、支店などの地域の中心となる職場へ異動させ、業務効率化を図るとのこと。
損害保険会社はこぞって組織改変を試みています。
東京海上日動社の取組も2010年度に始まったのではなく、随分以前から実践していましたが、中期経営計画の達成に向けて一層コストカットを指向しているのでしょう。

組織を動かすことは、社員のモチベーションに大きな影響を与えます。
まず、ポストが減ることです。

現在、統廃合の対象支社の支社長として活躍している人はどうなるのでしょか。
また、これから支社長として活躍することを目標にしている社員にとっては、
ポストの数が少なくなることで先の見通しが立たなくなります。
そのほか、当該支社に勤務する地域社員は、都市部の支社(支店)への異動となりますので通勤時間等にも影響は必至です。


一方で、保険代理店にとってはどうでしょうか。
慣れ親しんだ支社が撤退することの物理的・心理的支障は大きいと思います。
営業社員との関係性もどんどん疎遠になってきます。

契約に関わる書類関係のデリバリーも大変になりますし、様々な支障が発生することでしょう。

様々な影響が発生しますが、それを乗り越え、中期経営計画で掲げた利益目標を達成させるために筋肉質の組織に変わろうとしています。手術には出血が伴います。

組織にメスを入れることで、社員の一時的なモチベーションダウンや保険代理店からの反発による契約流出など様々な痛手を負うことになると思いますが、進むも地獄、戻るも地獄の中で、どのような舵取りをしていくのでしょうか。

今後の動きが楽しみです。



(以下、朝日新聞からの転載)

損害保険大手の東京海上日動火災保険は7月に、全国の264支社のうち1割を超える30支社を減らす方針を決めた。従業員は減らさず、残す支社や支店に移ってもらう。一つ一つの拠点の規模を大きくして、損害保険を売っている保険販売代理店の支援態勢を充実させる狙いがある。

 東京海上日動火災には全国に約4万6千店の代理店がある。支社は、代理店が契約者に書いてもらった保険書類のチェックや管理をしたり、代理店に新商品の内容や販売手法の説明をしたりしている。

 今回は東京都、大阪府、愛知、広島、熊本各県など14都道府県にある支社を閉鎖する。3大都市圏では、閉じた支社の業務や従業員を、支社を管轄している各支店に集約する。地方都市では、支社どうしを統合する。

 統廃合の狙いは代理店の営業支援を強めることだ。代理店には保険販売の専業店、自動車と一緒に保険を販売する自動車販売店などの兼業店、窓口で保険を販売する金融機関などがある。それぞれ販売方法や客層が違うため、支社の営業支援も異なる。小さな支社では1人ですべての代理店を担当するなど、きめ細かさに欠けていたという。

 このため、統廃合で支社や支店の従業員を増やし、代理店の事情に応じた支援ができるようにする。代理店に資格取得の講習などをする教育担当や、新しい代理店を探す開拓担当チームも立ち上げる。営業担当の従業員に専門知識をより身につけてもらい、代理店が契約者にわかりやすく説明できるように教える



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以下の日程で各社を取り上げる予定ですので、ご興味のある方は、「「日経4誌の損保関連ニュースをMBA的思考で斬る!」を購読してください。

(予定)
4/19号:東京海上日動(配信済)
4/26号:損害保険ジャパン(配信済)
5/ 3号:三井住友海上(配信済)
5/10号:あいおい損保(配信済)
5/17号:日本興亜損保(配信済)
5/24号:ニッセイ同和(配信済)
5/31号:富士火災
6/ 7号:AIU
6/14号:日新火災
6/21号:共栄火災
6/28号:朝日火災

※場合によっては企画変更、または発信時期がずれることがありますが、
 ご了承ください。

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