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アメリカでは、タイガー・ウッズのスキャンダルがきっかけで「スキャンダル保険」の引き合いが多いようです。確かに、企業や商品のブランド力を高めるために有名人をCMに起用していることが多いので、起用した有名人のイメージ=企業イメージという公式になっているのが通常でしょう。

万が一、起用している有名人がスキャンダルを起こした場合、

1.企業イメージの低下
2.CMの取りやめ
3.新たなCMの作成
4.マスコミ対応
5.上記1.〜4.に関する緊急対策会議  など

上記を短期間で対応しなくてはなりませんね。
全て時間・費用のコストがかかります。また、機会損失というコストも発生します。
これらのコストを補填するための損害保険が必要と思う関係者の気持ちは分らないのではないですが、全てを保険で対応するのは違和感がありますね。

この保険料は商品価格などに含まれることになるのでしょう。
結果として消費者に転嫁されるのでしょうから、このような保険が必要とならないように、有名人の起用の要否を真剣に考えたりすることも重要です。

「企業ブランド」のあり方や育て方などの企業文化や企業内に受け継がれる思想をまずは明確にすることが大切なのでしょうね。

参考までに、日本で「スキャンダル保険」を商品化するのであれば、「約定履行費用保険」で対応することになるのでしょうか。この手の保険はエース保険やAIU保険が対応してくれるのかもしれませんね。


(以下、朝日新聞からの転載です)
ゴルフのタイガー・ウッズ(米)のスキャンダルの余波で、米の損害保険会社にスポンサー企業から「スキャンダル保険」の引き合いが相次いでいるという。

 ニューヨーク・タイムズ(1日付)によると、契約選手がスキャンダルに巻き込まれた場合、潜在的な損失の可能性に損害補償をしてもらうというもの。選手側に支払った金額のみならず、テレビCM料、広告や販売促進にかけた費用をカバーする。あるいは、差し替えた新しい選手による広告にかかる費用の負担を含むという内容もある。

 ある損保会社では昨年9月から12月までの間、照会が8倍に増えたという。以前から、広告に起用しているタレントが契約期間中に死亡、負傷した場合の保険はあったが、契約料が高騰している昨今、企業がこんな新型保険をかけようとする動きが加速するのも無理はない。

 運動選手とスポンサーとの間での契約を数多く扱う弁護士は「どの社でも『ウッズに起こったことなら、ほかの誰にでも起こりうることだ』と思っている」と話す。また損保関係者は「企業は自らの評判を改めて意識するようになった。最近ではオフィスが火事になるより、自分の知的財産へのダメージの方が怖いと思うようになっているのだ」と話しているという。

 日本損害保険協会によると、国内ではこのような保険の事例はまだ聞いたことがないと言い、国内ではクライアントと選手の契約の中で「ペナルティー条項」を入れる例が多いようだ。



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