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あけましておめでとうございます。

昨年末は統合する会社がこぞって臨時株主総会を開いていました。
どの会社も無事承認されたようで2010年度は損保3メガ体制に移行します。
三井住友海上を始め、損保ジャパンも社長を交代するようですね、新しい体制下での
損保戦略を楽しみにしたいと思います。

3メガ体制となっても東京海上日動、三井住友海上、損保ジャパン、あいおいニッセイ同和、日本興亜の5社が各々、グループ間では協調しながらも、第一線においては競合しあうという歪な関係になるわけですが、このことを経済学では、市場の寡占化と
呼んでいます。新聞マスコミ各紙で寡占化についてコメントがありますが、ここで寡占についておさらいしておきましょう。

寡占下においては、市場の成長の度合いによっても競争状態が変わってきます。
市場の成長率が大きくなるほど競争は激しくなります。市場が成長すると言うことは、そこに供給の空白(ビジネスチャンス)が生じます。この空白を自分が埋めない場合には、ライバル企業や他からの参入者が埋めると言う事態になると互いに想定します。
したがって、この空白をめぐり、自然と競争が激化します。特に規模の経済性が大きい場合には、企業間の競争は一段と激しくなる傾向にあります。

反対に成熟し、ほとんど成長のない市場では、協調的な寡占となります。
この一つの理由としては、市場での競争激化が既存企業の退出(倒産)の原因となり、その結果、市場に空白が生じ、この空白をめぐる競争が発生したり、新たな参入を招くおそれが生じることを避ける心理が働くことが考えられます。

特に、新たな参入者が協調的でない場合には、競争の発生と言うリスクに直面します。(卑近な例を挙げれば、携帯電話業界におけるソフトバンクの参入でしょうか)
したがって、あえて相手のテリトリーを侵してまで競争を仕掛けると言う雰囲気はなくなります。保険商品に差違がなく、保険会社数が限定され、かつ成長性のない市場ではより協調的な寡占となると言われていますが、果たして損害保険業界の将来はどうなるのでしょうか。

3メガ体制の効能は、顧客に回帰するのでしょうか。それとも、単なるコストダウンに終始してしまうのでしょうか。これからの損保経営はとても難しいと思います。


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