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あいおい損保とニッセイ同和の合併は延期されるのでしょうか。
とても意味深なことがあるのですが、実は戦後、ニッセイ同和社(旧同和損保)は業界2位の位置にいたのです。

ニッセイ同和社の社員の方であれば、その成り立ちはご存知でしょうが、1944年戦時経済・金融統制のもとに、企業統合・再編が進められ、横浜火災海上保険、共同火災海上保険、神戸海上火災保険、朝日海上火災保険(現存する野村系の朝日火災海上保険とは無関係)が合併して同和火災海上保険が設立されました。合併時、東京海上火災保険についで業界2位の地位を占めていたということです。 戦後、自動車保険事業への先見性がなくモータリゼーション到来以降、業界12位に転落しました。

モータリゼーションの波をいち早く察知し、当時は新種保険の位置付けであった自動車保険の販売に力を入れていたら業界1位の座に君臨していたかもしれませんね。

ニッセイ同和社についてのこのあたり情報には昨日のメルマガでも触れていますが、合併後の混乱は今で言うと、顧客対応上不味いですし、合併後の社内の混乱でビジネスチャンスを見抜く先見眼が曇ってしまってもまずいですから、過去の失敗から受け継がれているDNAが今回の合併延期を決めたのでしょうか。

今後の動向に注目が集まります。


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7/27号:東京海上日動(配信済み)
8/3号:損害保険ジャパン(配信済み)
8/10号:三井住友海上(配信済み)
8/17号:あいおい損保(配信済み)
8/24号:日本興亜損保(配信済み)
8/31号:ニッセイ同和(配信済み)
9/7号:富士火災
9/14号:AIU
9/21号:日新火災
9/28号:共栄火災
10/5号:朝日火災


〔参考〕バックナンバー記事タイトル
6/22号:コラム「なし」、記事「日本興亜社の保険金支払い先送り」
6/29号:コラム「なし」、記事「瀬戸際損保、生き残りの戦い」
    →東京海上日動社に届いた陳述書の内容についてコメントしています
7/6号:コラム「損保社員の出世のルール」、記事「保険会社の資本規制」
7/13号:コラム「なし」、記事「損保ジャパン、セゾン自動車を子会社化」
7/20号:コラム「代理店収益を上げるコツ」、記事「自動車保険料上げ」  
7/27号:コラム「東京海上日動」、記事「大手生保、都市部で営業部門増強」
8/3号:コラム「損保ジャパン」、記事「アリコ情報流出」
8/10号:コラム「三井住友海上」、記事「損保大手、自動車保険不振」
8/17号:コラム「あいおい損保」、記事「損保大手6社の4月〜6月業績」
8/24号:コラム「日本興亜損保」、記事「ライフネット、アドクリとの資本提携」
8/31号:コラム「ニッセイ同和」、記事「ミニ保険会社急増」