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三菱UFJ証券が大変なことになっています。
元部長代理が顧客名簿を持ち出し、77社の不動産関係の会社に売りさばいたそうですが、その後その名簿は転売され、被害は拡大しているとのことですが・・・。

かんぽ生命の不払、生損保会社の不払、保険代理店の顧客名簿紛失、生損保険会社の情報漏えい・・・全ては「ITを万能」と勘違いしているがゆえに発生してしまった不祥事なのではないでしょうか。

ITは目的ではなく、手段です。
パソコン、エクセル・ワード、データベース、インターネット、イントラネット、事業用ソフトなど、これら全て何かを達成させるための手段でしかありませんが、いつの間にか、目的化してしまい、導入したことで満足しているがゆえに、「IT環境の統制」が甘くなり、情報漏えいなどを発生させてしまったのではないでしょうか。

また、個人情報保護法の施行に伴い、昔は事件性としては取り扱われなかったものまでもが、今では事件として扱われてしまう。「事件」の定義が拡大してきていることも不祥事件が頻発することの背景にはあるのでしょう。

保険会社や保険代理店にとっては、仕事のしづらい環境になってしまったことでしょう。ITが万能ではなかったゆえに、教育体制・コンプラ遵守がより一層声高に叫ばれ、保険代理店を鵜飼いの鵜のごとく縛り上げ、保険会社は自分の首を締め付けている構図になっています。先日、某代理店の連名による保険会社社長宛の陳情書を読みましたが、この構図を不安視する内容でした。


当局、保険会社、保険代理店、消費者など様々に言い分はあると思いますが、企業側の論理・理屈は通用しないというのが今の企業競争時代なのだと思っています。
つまりは、時代が変わるごとに「競争のルール」も変わります。その新しいルールについていけない企業は市場からドロップアウトすると思います。

保険会社の社員は自分の所属する会社に文句・不満があり、保険代理店は代申会社に文句・不満があり、保険会社は当局に文句・不満があり、常に「愚痴」はあるものです。しかし、これらは「競争のルール」変更に追いついていけていないという意思の表明だと思います。

野球(WBC)、柔道、水泳、フィギュアスケートなど日本が強い競技のルールは毎年改定され、日本の強さは失われつつありますが、その改定に対して日本のトップアスリートは不満を表明しているでしょうか。心では思っているかもしれませんが、決して口には出さず、新ルールで戦えるように日々黙々と鍛錬しているのではないでしょうか。不満をつい口に出してしまうのは、一部のいけてない「サラリーマン」と、一部のいけてない「事業主」だけでしょうか。

スポーツとビジネスは相通じるものがあると思いますが、イコールではありませんので極論めいた話に発展してしまいましたが、「IT時代の影」は競争ルールを変更させました。この変化をどう捉えるかが重要です。

ダーウィンは「進化論」の中でこう言いました。

この世に生き残る生物は、最も強いものではなく、最も知性の高いものでもなく、最も変化に対応できるものである

変化に対応することが如何に大切なのか、身に染みますね。

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