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昨日の日経新聞で、時価総額20位にランクされる企業の株価騰落率(昨年末比)が掲載されていた。東京海上ホールディングスの騰落率は▲10.9%と、他の企業が▲20〜▲40%と大きく下落している中で健闘していました。海外戦略の方針を明確に打ち出し、将来の布石を打つ戦略が評価されているのでしょうが、下落率が低いのは東京海上社のみではなく、他の損害保険会社も一緒です。

下落率が低い要素として、保有資産の良好であることによる盤石な財務状況が上げられるのでしょう。銀行、証券、生保が軒並み、サブプライムローンによる世界同時金融危機の影響を受けながらも国内損保の経営は依然として安定しています。

これは損害保険会社の文化によるものなのだと思います。

投資を生業とする投資銀行、機関投資家として活動範囲が広い生命保険や新たな収益源を模索して暗中模索していた銀行は、外需好況の波に乗り、積極投資し、儲かりそうな金融資産を保有することに注力していましたが、損害保険会社だけは、堅実に、自社の投資にかかるリスク管理方針に則り、細々と投資し、資産運用していました。大当たりもしないけど、大こけもしないというローリスク・ローリターンの体質が根付いているのだと思います。

時代の流れ、取り巻く環境にあわせ、経営スタイルはその都度変えていくべきなのでしょうが、損害保険会社の手堅い経営力に見習う点も大いにあるのではないでしょうか。大胆さはありませんが、地味に、長く、成長し続ける損害保険会社が学生、転職活動中の社会人や投資家から再度脚光を浴びるかもしれませんね