2008年05月04日
市場の失敗
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GWになりましたが、久々に読書を勤しみました。久々に経済学の本を読み、「市場の失敗」という言葉を思い出しました。
競争原理を導入することで、かえって悪い結果を導出してしまうことを「市場の失敗」と呼びますが、会社同士が激しく競争することで、消費者にとっていい商品やサービスが提供されるようになれば、市場経済というものはとてもいいことです。
しかし、激しい競争の結果、大企業が勝ち、それ以外の会社がつびれてしまったら、その会社で働いていた人たちの仕事がなくなったり、競合社がいなくなることで、市場が寡占化され、商品やサービスの価格が値上げされることになります。これは消費者にとって不利になってしまう可能性があるのですが、損害保険業界の現状と似ているような気がします。
保険の自由化がはじまり、競争原理が導入され、合併が誘発され、強い企業が生き残るようになりました。そしてコスト意識も高くなり、保険引受収支が注目されるようになると、保険金支払いが渋くなり、また、元受保険料の伸びが沈滞化すれば、数年に一度の割合で、自動車保険料率やその他商品の料率を引き上げる。
補償が良くなってるから料率が高いのか?
いや、そうとも言い切れず、適切な補償が手当てされていなく、無駄な補償だけが手厚いという実態に、消費者(契約者)にとって不利な現実がありました。
保険金不払問題、保険料とりすぎ問題などといってマスコミにフォーカスされていましたが、これは「市場の失敗」の典型的な事例として捉えてもおかしくはないですよね?っと思ってしまった次第です。
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この記事へのコメント
1. Posted by
現役保険営業マン
2008年05月04日 22:03
大変ご無沙汰しております。
確かに市場の失敗…といえるかもしれませんね。ただ、それは保険業界に限ったことではないでしょう。
ほとんど報じられることはないですが、運送業界やタクシー業界では、すでに市場の失敗が明らかになっております。
それに、強引な完全民営化を余儀なくされた旧郵政公社もその危険性が極めて高いと思っております。
>現役保険営業マンさん
コメントありがとうございます。
仰るとおりですね。
色々な業界で市場の失敗は発生していると思います。
昨今の偽装問題もしかりです。
生産地表示、消費期限表示・・・すべてが競争力強化、価格競争に勝ち抜く為に、
消費者からの信頼と引き換えに、行ったことなのだと思います。
今、行政のGメンたちが、偽装表示の調査を行っていますよね。
根深い問題ですね。
by管理人



